【火山】霧島連山・新燃岳火山噴火災害(都城市)9-2
2011年3月1日
今朝は都城市山田に行った。山田は2月26日に山田市街地から県道417号を夏尾地区で県道45号に入り、国道223号まで行った。
今朝は平山地区辺りまで行ってみた。
今回の火山噴火災害の道路上の火山灰除去について、都城市役所にお話を伺った。
道路上の火山灰除去を知る前に道路管理の所在を知らないといけない…
道路には国が管理する「国道」と、県が管理する「県道」そして、それらの管理が無い道路が「市道」や「農道」となり管理者は市が担当となります。
歩道の定義は、車道と歩道とが合わさっているそうです。
だから…
国道に併設された歩道は国道の一部であり国が管理する。
県道の歩道は県の管理となってる。
道路上に積もった火山灰除去などは、維持管理課が散水車などの運行計画もたてているから詳しいだろうという事で話を聞いた。
都城市はクルマ社会なのでクルマが無いと何処へもいけないそうです。
そんなクルマ社会、都城市に歩道も車道も分け隔てなく火山灰が積もった。
火山灰除去では段階を設け徐々に作業が進んで行く。
三段階あり…
1、市道の1級道路の確保…
2、市道の2級道路の確保…
3、小中高の通学路の確保…
の三段階で作業が行われました。一ヶ月が経ちその三ヶ所がほぼ終わり、次の、地区と地区を結ぶ道路の除灰が始まったそうです。
都城市では火山灰の新たな堆積を心配するより降雨などによる土石流の心配が目下の課題です。
危険と思われる地域からクルマを運転出来ない人を、いち早く近所の人がクルマに乗せて山から下って貰う…
歩道が二の次でない
先ずは命を守る(繋ぐ)導線を確保するために車道優先で除灰作業に当たって頂いているんですね。
2月26日には山になっていた歩道の火山灰も3日後には…
文責
災害OUT・SIED
正村圭史郎