(宮城県気仙沼市)東日本大震災45-3
2011年5月8日
気仙沼市本吉地区
今日の現場は津波で家(実際は母屋に隣接した小屋ですが)が流され…辛うじて木に引っ掛かり残った家を解体した廃材の山を家の前に出す作業です。
背丈程ある2軒の小屋と便所の姿です。
家主さん曰く…
「あの木が無ければ全部流れて手間が省けたんだけど…」
とのことです(^^;
一輪車や肩で担いで運んでいたら、家主さんが新兵器を作ってくれました。
竹を2本、間に網を通した担架
そこに廃材を載せて2人で運ぶ…網の上にシーツ(布)を敷いて廃材を載せると網に引っ掛かりにくくなります。
昼を挟んでの作業でした。
昼は…
家主さん宅の家の中で
お母さんの愛情一杯のお味噌汁を戴きました(笑)
具に使われている布海苔はお母さんが採ってきた…ネギは庭に生えていた(笑)
文責
災害OUT・SIDE
正村圭史郎
saigaioutside@yahoo.co.jp