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2011年03月20日

【地震】東北地方太平洋沖地震7-6


2011年3月20日


「遠距離避難」


遠距離避難は、地震災害とそれに伴う津波災害の被災者に適するものではないです。
自然災害の被災者を避難所単位で受け入れようという動きがありますが、その後の
復旧や復興までを考えた時に、その避難所周辺の住民がゴッソリと居なくなって
しまうことになります。

物資や燃料が潤い出せば、復旧工事が始まり、直ぐに町の復興に繋がっていきます。

その繋がりを断ってしまうと修復には相当な時間を要してしまいます。

それならば、優先順位でご病気をされている方々や障害をお持ちの方々が避難することが
望ましいですね。

中越地震以降に要介護者、要援護者への避難所生活についてという話題があって
多くの自治体ではマニュアル化作業が進められているが、中越地震以前…古くは
正村が初めて参加をした雲仙普賢岳火山災害では、避難所生活に耐えられないと
判断した被災者は強制的に医療機関へ搬送されました。

北海道の有珠山でも痴呆が進んで糞尿を漏らしてしまわれる方を泣く泣く介護施設へ
運んだそうです。

実は中越地震以前は避難所生活に耐えられないと判断した被災者は強制的に該当機関
へ搬送されます。

避難所には比較的に元気な方だけが残ります。

感情的に言えば要介護者も要援護者も地域住民であり、一人も欠けることなく自治意識を
持って町の復興に…と言えますが、今回の地震や津波では、その考えの脆さを感じます。

自然災害の被災者を受け入れるより、今回の原発事故災害の被災者を引き受ける事を
考えたいです。

今後の復旧や復興を考えると他の自然災害での被災と違い、避難指示解除がなければ
復旧作業にも入れない原発避難者を受け入れる事が望ましいです。




文責:
災害OUT・SIDE
正村圭史郎


Email saigaioutside@yahoo.co.jp






Posted by すきまかぜ編集部 at 03:33│Comments(0)
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